プロフィールも兼ねて
私が韓国語を勉強したきっかけや、
初級のときに苦労したことなどを書いていこうと思います。
日本で過ごした大学時代
私は生まれも育ちも日本で、さらに高校、大学は韓国語専攻ではありませんでした。
そんな私ですが、いろいろな自分にあった勉強法や練習をして韓国語を習得しました。
語学の能力は試験では計れないと私は考えていますが
一応韓国語能力試験は6級を所持しています。
6級を持っているから、韓国語がペラペラで上手なんだ!ってわけではありません。
イルキ、トゥッキ、スギの点数しかでませんし、
マラギや実際のトゥッキの能力は試験だけでははかれませんよね。
韓国語を始めたきっかけは、大部分のみなさまが通ったであろう感情
アイドルの韓国語を聞き取りたい!!!
という気持ちからでした。
高校生だった私は
テレビをつけて日本語をペラペラ話す東方神起に脱帽。
「どうして日本語がこんなに上手なんだろう??」
「私も韓国語を理解できるようになりたい!」
本当にそんなシンプルで些細な気持ちからでした。
日本語でしゃべってくれている動画がたくさんあったとしても
字幕がついている動画があったとしても
やっぱり彼らは韓国人なので、韓国語で会話している場面が多かった。
それを理解できないのが、とてももどかしくて。
何に笑ってるの?何に怒ってるの??怒ってないの???
って、
韓国語が分からないときは、今こんな話してるんだろうなぁ~って
自分の中で想像して、話をつくって、見てました笑
もちろん聞き取れていないので、その想像は当たっていないんですけど。笑
それからどうしてもどうしても
現地にいる韓国人とふれあいたい!!
韓国語で韓国人と意思疎通したい!!!
という気持ちが溢れだし、1年間の韓国留学を決意。
そこでほぼ0だった私の韓国語能力が伸びました。
大学4年に1年間の交換留学
その1年は今考えてもめちゃめちゃ勉強しました…
辛うじてハングル読めて、スギなんて終わってるレベル
会話も聞き取れないし、ほんとに底辺レベルでした。
勉強方法は、「韓国式特訓」でした。
とにかくやる!とにかく量をやる!なにがなんでもやる!わからなくても手を動かす!
私は典型的な日本の勉強ができない子だったので
大学生になってもなお、わからない所が出てきたら勉強に飽きちゃう子でした。
(根底に勉強をやりたくないという気持ちがあるため)
でも韓国語の勉強だけは違う。
どうしても上手くなりたい!自分の中から渇望し、燃えているのがわかりました。
「これをやらなきゃ、うまくなれない」
夏休み、既に韓国語のうまい子は、夏休みを満喫し
夜遊びに行ったり、朝もぐーたらしている中
初級を右往左往してる私は
大学の先生に特訓組に収集され
毎日朝授業に向かい、膨大な宿題を持って帰宅。
午後も宿題をこなすのに精一杯で
終わる頃にはくたくたになっていました。
そんな中で私の支えたモチベは、
「今私は韓国にいるんだ」
「今勉強しなくていつするんだ」
「私は韓国語を上達させたい」
その気持ちの火種は消えていませんでした。
韓国にいる、そしてみんなよりも韓国語能力が劣っている
これが私をさらにやる気にさせたのです。
4ヶ月で韓国語能力試験5級取得
その努力が実り、7月のTOPIKで目標としていた5級に合格。
勉強って裏切らないんだなって初めて実感した瞬間。
勉強方法は、私の場合はとにかくやる、でした。
とにかく過去問をやって、わからない単語を調べての繰り返し。
そうしていくいうちに、問題を理解して、答えを理解できるようになって
正解率が上がっていったように思います。
もちろん、毎日3〜4時間先生の授業もありましたし
スギの宿題も毎日出てたと思います。
勉強の仕方を知らなかった私に、
努力できる環境を作ってくれた、韓国の教育に感謝しかありません。
私の決定的なできない理由は「勉強量」だったので
そこを克服して、合格に漕ぎ着けたというところです。
私がそれまでTOPIKを持っていなかった理由は2つ。
- 全く別の専攻だったため、大学で必要なかったから
- 落ちるのが嫌だったから
ええ…そうです。
勉強できないのをわかっている自分のレベルを可視化するのが怖くて、
避けていたんです。
だって、単位に必要ないし。
私は趣味で韓国語やってるだけだし。
私の実力は、私が一番知ってるし。
やらない理由探しが大好きだった私。
いいんですよ、、?その実力で満足してるならいいんですよ?別に。誰も強要してないですからね、、、
でも
韓国に行きたい
韓国語で会話をしたい
もっと言えば「上手な」韓国語で意思疎通したい
勉強もしない人とは思えない、大きな夢(戯言?)だこと・・・
振り返ってみても、「やりたいことのために努力をする」自分はどこにもいなく
「やりたいことだけをやって伸び伸びと生きる(=人はそれを我儘と言う)」を具現化したような自分で
心底呆れてしまいます。笑
が、こんな私でも、情熱と環境のおかげで勉強の第一歩を踏み出し始めました。
初級の時の勉強について
初期のころは、カナダラを覚えて、読み方覚えて、って
そのころが一番果てしなかったように思います。
「~しない」という韓国語 [~하지 않다]の
않が覚えられなくて、覚えられなくて…
すごく苦労したのを今でも覚えています。
正直その段階って、覚えるしかない段階なので、
「どれだけ覚えることに時間を投資したか」ではないかなぁと思います。
記憶や暗記に得意不得意はあるかもしれないですが、
その段階に特別な勉強法はなく
どれだけ時間を費やしたかが重要だと私は考えています。
その次は、単語。
私は単語帳をみて単語を覚えることができない人でした。
まったく!!
単語帳つまらないし、おんなじようなのたくさん出てくるし
勉強嫌いな私は、単語帳の使い方を知らなかったのです。
なんでみんなこんなつまらない本で勉強できるんだろう?
これを全部暗記するとか無理に決まってんじゃん!
って…でも単語を覚えなくちゃ話にならないから
無理やり見てたんですけど
当たり前ですが、そんな気持ちで見てても1つも頭に入ってこないんですよね。
それで、私は歌詞やSNS
とにかく好きなアイドルに関連がある文章から単語を学びました。
分からなかったら調べて、そこで単語を覚える。
日常でよくでてくる単語や、その人が好んで使う単語など。
言い換えれば、生きている韓国語から学んだんですね。
そのほかは、文章や簡単な本など、とにかく文章をみて、
わからない単語はそのときに全部調べて、全部韓国語の上に日本語を書いてました。
これは本当に自己流の考え方だと思うんですが
私の単語の覚え方は3段階に分かれます。
- 知らない単語→調べる
- あ、こないだ調べた単語だ、なんて意味だったっけ?→調べる
- あ~この単語ね、わかるわかる!
ってかんじ。
単語を覚えるのが苦手でストレスが溜まるので、
「1回で覚えなくていい」と、自分に甘くなってみたのです。
だから2回目その単語に出会ったとき、
「前に出てきて調べた」ってことを記憶していれば合格です。
意味はわからなくても自分を責めない。
3回目に出てきたときには、あら不思議!
あんな文脈で出てきたよな~、こんな意味だったよね~
って、覚えてるんです!!!
このように、単語が本当に苦手だったので
1回で覚えるなんて厳しくせずに
自分に甘く、何度も調べていいんだよ、調べて理解すればいいんだよ、って思ってあげることが
私なりの勉強方法です。
今もわからない単語は、記憶しづらい方だと思います。
そんな時は、文脈や雰囲気と一緒に記憶するようにしています。
みなさんももし韓国語の単語にストレスを感じていたら…
自分をほめてあげる方法を取り入れてみてはいかがでしょうか??
先ほども少し書きましたが、
自分より韓国語上手な人は韓国語に投資した時間が自分よりも多いんだ!
韓国語に努力した時間が多いんだ!と考えるようにしています。
何事も努力をしなかったら、身につかないんだって
韓国語を通して学びました(学ぶの遅いww)
だから今、韓国語に触れている時間や向き合う時間、勉強する時間をできるだけ多くしようと努力しています。
私よりたくさん勉強して、知識がたくさんある人は山ほどいる、
その人に少しでも近づくには…?
やるしかないんですよね。
自分の低いレベルを認めて、人よりも多くやる
それしかありません。
私はもともと勉強ができるタイプでも、勉強のセンスがあるタイプでもないし、
ましてや学校の勉強も頑張ってきたタイプでもない。
そんなやつが、できる人と並んだときに
自分ってだめなんだな…って傷つかないように。
ってかそもそもできる人って、今までやることをちゃんとやってきた人なわけで、
自分がその人に追いつこう追い越そうなんておこがましい
投資時間や努力が超えてから、そんなことを思うようにしよう
と、最近は考えています。笑
・・・と、実は上記の内容、昔に私が書いた内容で、
6級取りたての頃で、韓国語学習に熱が入っていたころのもの。
今回こちらで記事を書くにあたり
一発目の記事は何がいいだろうと考え、こちらを加筆修正しました。
今見返すとすごく一生懸命に韓国語と向き合い、取り組んでたんだなあと感心してしまいます笑
これからも韓国語の記事、勉強方法書いていくつもりなので
お勉強中の方、一緒にファイティンしましょう!
おすすめの本の紹介や韓国生活での苦労、勉強以外に学んだこと、美容などなど
書いていくつもりです。
もし気になってくださった方がいれば、
ツイッターやインスタもやっているので
よろしくお願いします^^
杏
コメント