【韓国語上級へ】イルキの実力を伸ばす近道教えます!

こんにちは!
韓国外大院卒、在韓ブロガーの杏です!

韓国語を学習中のみなさん
突然ですが、「イルキ」は得意ですか?
そう、읽기です。

私はイルキももちろん得意ではありませんでしたが

イルキに限らず
韓国語ができない、理解できない自分が本当にもどかしくて
人一倍 「練習」しました。
スギ、マラギ、イルキ、トゥッキ・・・

イルキ上達に必要なことは、
「自分のレベルよりも高い、難しい文章を読む」ことです。

私の場合は、環境により無理やりとんでもないレベルの専門書を読まなくてはならなくなり
その苦痛を6ヶ月味わったら、いつの間にかイルキがとっても上がっていました笑

本日は、

・韓国語の文章をもっとスムーズに理解したい
・難しい文章を理解できるようになりたい
・ イルキの勉強の仕方をしりたい!

そんな方にトウミになる記事になると思います。

イルキ伸び悩んでいる方、是非見ていってくださいね〜!

目次

「自分のレベルよりも高い、難しい文章を読む」

それまで私は
自分のレベルにあった、自分が不安にならない程度のレベルの文章しか
読んだことがありませんでした。

いや、読もうとしなかったんだと思います。
できない自分と向き合うのが怖くて。

トピックのイルキの一番最後は、謎だからパス〜
他で満点取ればいけるっしょ!
みたいなwww

トイレの注意書きや、プリントの説明書きをちょろっと読めて満足ww
韓国語わからない友達に聞かれて、答えてあげて満足ww

そんなあまちゃんの私に、とんでもない試練が来るんです。
大学院に入学し、自分のレベルより遥かに高いレベルの専門書を
読まなければいけなったのです。

しかも、甚大な量の課題。
しかも、読むだけでなく、それを理解して自分なりにまとめて、時には発表しなくてはいけない場合もありました。(ALL韓国語)

正直、日本語でも何言ってるかわからない内容のものを外国語で読んでるだから
頭に入ってくるわけがありません。

でもそんなことも言ってられないので、
わからない単語は全て調べてノートに書いて、

解析しなきゃならない文章は日本語に訳して、
やっとの思いでひとつの文章を理解したりしていました。
こんな変な文章書いちゃって、おっかしーんじゃねーの!とか暴言吐いたりして。

それを半年間wwww

 

本に書き込んだり、本を汚くするのが嫌いだった私が
本が真っ黒になるまで書き込みをする性格に変わっていました。
付箋もびっしり、書き込みもびっしり、下線もびっしり笑
今では、本は汚く使うものだ!くらいに思っちゃったりして。

自分のレベルより高い、難しい文章を読む

それは本じゃなくても大丈夫。
新聞や、ニュース記事など、教材は溢れています。
そんな中で、今日私がご紹介するのは、コチラ。

”언어의 온도” (言語の温度)

言語の温度

当時どこの本屋に行っても1位のところに並んでおり、
在庫もたんまり積んであって、本の形なども素敵だったので購入。

この本が本当に中級以上の韓国語の勉強におすすめ!という最大の点が

韓国語の固有語がふんだんに使われている点です。

 

この本は、筆者が日常生活で感じた温かい言葉や冷たい言葉を物語にしているんですが、本当に些細な日常なんです。
地下鉄に乗っているときや、家族に接してふと感じた感情などの描写が細かく描かれています。
そして、感情がリアルに細かく表現されているので、
難しい文法や表現方法も「この感情で使うのか!」と
教科書ではわからない繊細な違いなどが感じられるところもポイントです。

固有語と漢字語

韓国語の固有語と漢字語・・・

韓国語は漢字が語源になっている漢字語と、漢字に置き換えられないの固有語があります。
法律や正式な文書などは漢字語を多く使っているのですが
日常生活では、どちらも使われています。

やはり漢字語は中国や日本由来のものが多いため、
ハングル独自の表現を使おう!と、文学作品などではあえて固有語で表現をしたりする場合も多いです。

簡単にイメージすると・・・

漢字語で文章をつなげると堅い文章に。
固有語で文章をつなげるとやわらかい、感情豊富な文章になる、イメージです。イメージ。

日本人は漢字がわかるので、もちろん漢字語のほうが楽に覚えられます。

例えば、【音楽】の韓国語がわからないとします。
音楽の音は、音声の音だ!音声は韓国語で、【음성】だから音は【음】になるのね〜
音楽の楽は、楽器の楽だ!楽器は韓国語で、【악기】だから楽は【악】になるのね〜
それを合わせて、音楽は【음악】ってことか!!!

このように、漢字を知っていたら知らない単語も知っている単語で埋めて、考えることができるのです。

今は簡単な単語を例にしましたが、この方法で知らない単語を発し、「そんな韓国語まで知ってるの?」と言われたことは多々あります。
こちらとしては、いやいやw漢字だしwと思いますが、「えへへ;;」といってごまかしますw

が、固有語は、まったくこれができません。
ただひたすら、外国人が法則のないひらがなを50個覚えるように、
ひとつづつ、ひとつづつ覚えていきます。

果てしのない勉強だと思うでしょ??

でも不思議なことに、やってるうちにその固有語の’語感’で
どんな雰囲気の言葉かわかるようになってくるんですwww
すごいですよね。人間って。

そこでまた新たな楽しみを感じて、またがんばれます。

興味のあるレベルの高い文章

ただ、このイルキの練習は「自分のレベルよりも上の文章」そして「興味がある分野」であることが必須です。
そのため、そういう日常の感情とか興味ない!って方は
是非興味のある本(ドラマで主人公が読んでた本や、日本で好きな本の翻訳版、好きな俳優やアイドルがおすすめしていた本など)

などでワクワクしながら続けることが最重要です!
自分に合う本を見つけて、イルキの練習してみてくださいね〜!

私の本の読み方・・・

この本で勉強するぞ!という読み方のときと
とにかく韓国語の文書に触れたい!というときの読み方

2通りあると思います。

この本で勉強するぞ!と意気込んでるときは、

・わからない単語や、初めて見る文法はすべてチェック
・自分が使いたい!と思った言い回しや気に入った表現もチェック
(実際に使えるように、例文もチェックする場合もある)
わからないのを素通りしないで、最後まで調べてみる根気強さが必要ですが
そこを乗り越えると、新しい韓国語の世界が見えてくるかもしれません。
とにかく韓国語の文章に触れたい!というときは、
わからない単語があっても、読めたフリをして読み進めます。
そうしていると、前後の文脈でその単語の雰囲気やニュアンスがわかった
「きっとこんな感じなんだろうな」と勘が生まれてくるのです!
(人間の能力ってスゴイ!)
わーっと韓国語を浴びたいときに、
ひとつひとつつっかかっていたら、浴びれるものも浴びれなく(?)なるので
とにかく強行突破することも必要だと思います!
そのときの目的や気分によって、韓国語の本の読み方を変えてみてくださいね〜!
後日、本日ご紹介した「言語の温度」の書評記事も書こうと思うので
お楽しみに!
https://hodulog.com/koreanbook-osusume1/

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この記事を書いた人

在韓ブロガー。1ヶ月→1年→大学院留学を経て、韓国で正社員をしています!
韓国外大院→OL、ソウル、日韓夫婦、在韓7年目、映像翻訳7000時間以上、日本語韓国語先生、杏は旦那の苗字から取りました。

韓国旅行、韓国語勉強、韓国美容、韓国ミュージカル、推し活について書いていきます!

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